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日中間のManagementで役立つ例を日本語と中国語で紹介
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今日はとても良い話を知ったので、それを共有したいと思います。
とても長い内容なので、時間がある時に読んでください。

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『一人一秒のプレゼント』 作者:奥村久美子

 それは太田先生の学校でのお話です。先生が担当されていたクラスに足の不自由な
男の子がいました。名前を正博と言います。
正博は、足が不自由でしたが、とても明るい性格で休憩時間には友達とサッカーをして
遊び、体育の授業にも参加する男の子でした。

学校行事の「運動会」が近づいたある日事件が起きました。

太田先生が、授業後職員室で仕事をしていると、博正が入ってきて、元気のない声で
言いました。
 「先生、僕は学級対抗のリレー(徒競走)には出ません」

 「どうして」太田先生は聞きました。

 正博「・・・」

太田先生は言いました。
 「がんばり屋の君らしくないな。先生は、正博の走る姿は素晴らしいと思っているよ」
 正博が一生懸命走っているのを見ると、私ももっとがんばらなくちゃ!って思うんだ」

正博は体を固くして、下を向いて何も話をしません。
そして、やっと一言言いました。
 「僕が走ると負けるから。僕のせいでクラスが負けるのが嫌だから」
そう言うと、正博は足を引きずりながら、走って職員室を出て行きました。

翌日、太田先生は、正博と仲の良い友人に、どうして正博がそんな事を言ったのか
聞いてみました。
すると、クラスの一部の生徒が「正博がいる限り一位にはなれない」と話をしている
のを、偶然本人が聞いてしまったと言うのです。

それを聞いて、太田先生はクラス全員に対して
 「リレーは、皆が力を合わせてがんばるところが素晴らしいんだよ。大切な友達を
傷つけながら優勝したって、何が嬉しい?」

正博は机を思い切り叩くと、言いました。
 「もういいんです!僕がちゃんと走れないのがいけないんだから」

・・・しばらく沈黙が続きました。

すると、ある男子生徒が言いました。
 「正博走れよ。クラスの全員がみんな一人一秒早く走れば、38人で38秒早く走れる
そしたら、きっと勝てるよ」

その日から生徒達は毎日授業が終わった後、熱心にリレーで使用するバトンの受け渡し
の練習をしたり、走る練習をしました。もちろん正博も参加しました。

運動会当日、正博はクラス全員の声援の中、精一杯走りました。またクラスの仲間も
正博に1秒をプレゼントする為、全力を尽くしました。
結果、他のクラスの選手がバトンを落としたり、転倒するなどあり、正博のクラスは
本当に一位になってしまいました。

太田先生は、涙の向こうにいる子供たちが眩しく輝いているのを見ました。

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この話から、それぞれが何を感じるのかは自由です。

「人間というのは、他人の為に何かしよう!と行動した時、一番チカラが
発揮される」ということを表していると感じました。

私は、いつも「会社の為に働く必要はありません、自分自身の成長の為
仕事してください」と言っています。
もし、この段階を超える事ができたスタッフには、次に
「自分以外の誰かの為に仕事する喜び」を感じてほしいと思います。




《一人一秒的礼物》 作者:奥村久美子


这个小故事是发生在太田老师学校的故事。在老师做班主任的班级里

有一名腿脚有残疾的男孩子,名字叫正博。

正博虽然腿脚不方便,但是性格非常开朗,休息时间总是和朋友们

一起玩足球,积极参加体育课。



这件事就发生在即将开学校运动会前的一天。



太田老师下课后,正在办公室工作时,正博进来了。

他无精打采的对老师说:

“老师,我不参加年级的接力比赛了。”

“为什么呢?”老师问道。

正博“・・・・・・”

太田老师说,

“这可不像一直就很努力的你啊。老师可是认为正博跑步的样子很棒呢,

正是看到了正博拼命跑步的样子,老师才会更加努力呢”

正博一动不动,低着头什么都不说。

终于,他说了一句话,

“因为我一参加咱们班就会输。

我不想因为我的原因让我们班输给其他班。”

说完后,正博就拖着他的腿走出了办公室。



第二天,太田老师找来和正博关系很好的朋友,

问他为什么正博会说出这样的话。

原来,班里有一部分学生说,

“都是因为正博在,咱们班才得不了第一”

这话碰巧让他本人给听见了。



知道了事情的缘由,太田老师对全班同学说,

“接力比赛正是在于全班同学齐心协力才精彩。

伤害了重要的朋友得了冠军,有什么高兴的呢?”

正博狠狠地敲着桌子说,

“别说了,我知道了,我不努力跑不行!“

・・・・・・一瞬间班级里一片沉默。

突然,一名男同学站起来说,

“正博当然可以跑啊。咱们班全班同学每人跑快1秒,38个人

就能快出来38秒,一定能赢!”

从那天开始,每天下课后,同学们就开始积极地练习接力棒

的传递,还有跑步的练习。当然,正博也参加了。



运动会当天,正博在全班同学的加油助威声中用劲全力

跑完了全场,班里的其他同学也都为了要给正博这一秒

的礼物,全力以赴拼命跑步。

结果,其它班级的同学又是丢了接力棒,又是摔倒的情况频出,

正博班级真的就得了冠军。



太田老师在泪光中看到了孩子们光辉灿烂的明天。

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这则小故事,大家的体会是什么呢?每个人的想法都是自由的。

我感到“当人们想要为了他人去做点什么时,这时候的行动
就最能发挥出力量。”

我总是说“没必要为了公司而工作,而是为了自己自身的成长而工作。”
超越了这一阶段的员工,西塚希望他们能感受到“为了自己以外的谁而工作
所带来的乐趣”。
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