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日中間のManagementで役立つ例を日本語と中国語で紹介
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2016年9月から上海浦東空港の入国審査において外国人でも就労ビザ(Zビザ)を取得している人に限りE-gate(自動化ゲート)の利用が可能になりました。

日本と中国との行き来が多い人は、日中両国における出入国スタンプが増えて10年経たずにパスポートの更新申請が必要なんてこともありましたが、これでパスポート使用期間を延ばすことができそうです。

日本では数年前から出入国時に指紋認証による自動化ゲートですが、中国でも導入され、外国人にも適応されると聞き、早速試してみましたので、その登録方法をレポートします。


【申請準備】

自動化ゲートを利用する前に、自動化ゲートの脇、入国審査官がいる場所の手前にある申請用紙に記入し自動化ゲートに近い入境審査官に渡します。

 


審査官に上記書類とパスポートを渡した後、両手の親指の指紋を登録します。指紋の登録が終わったら次は顔写真の登録を行い事前申請は完了です。

登録自体は5分もかからずできます。





【自動化ゲートの通過】



登録が済んだら、自動化ゲートを利用します。
まず最初にパスポートの顔写真があるページをスキャンします。

ここが第一ゲートになります。

スキャンが完了しゲートが開いたら、第二のゲートで指紋のスキャンを行います。指紋のスキャンが完了すると顔認識を行います。

私の場合、この顔認識がなかなか上手く識別されず何度もトライしていると、係の人が私の顔を確認した後ゲートを開けてくれましたw

このあたりの顔認識の精度には、少し問題がありそうですが、なんとかゲートを抜けることができました。





【自動化ゲートを利用する際の注意点】

入国審査官に「自動化ゲートを利用すると入国印鑑が押されないけど、ホテル泊まる時大丈夫?」と聞いてみたところ「それは問題になる時もある」と素直に言われましたw

というわけで、今回は安全のためスタンプを押してもらうことにしました。

自動化ゲートを利用後、中央の管制台に「入国スタンプ押してください」と伝えれば「何便?」と聞かれるので、自分の乗ってきた航空機の便名を伝えてください。あっさりスタンプ押してもらえました\(^o^)/


 



【自動化ゲートを利用するメリット・デメリット】

自動化ゲートを利用するメリットですが、自動化ゲートを利用することで、『外国人入境カード』記載の必要がなくなりました。



其の他外国人の入国審査が混んでいる場合、自動化ゲートを利用することで並ぶ必要がなくなります。浦東空港の場合、荷物が出てくるのが遅いので、早くゲートを通過しても荷物が出てくるのを待つので、「早くトイレに行きたい」という理由がない限りは大きなメリットはないかもしれません。

デメリットとして、指紋と顔写真の登録が必要なので、指紋を登録されたくないという人には、申請をされない方が良いでしょう。

自動化ゲートは現在中国への入国時のみ運用されており、出国時には利用できませんので、ご注意ください。


皆様のお役に立てば幸いです。
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