今日は品質問題に関する改善への取り組み方について書きます。
品質の問題は、誰か1人や1つの部門だけの責任ではありません。
もちろん直接的な根本原因は１つです。

关于品质的问题并不是只是某个人或者某个部门的责任。
当然，直接的根本原因只有一个。



しかし、そこに至るまでの間接原因は、その仕事に関わる全ての
部門に存在します。

但是，直到发生问题为止，问题的间接原因存在于与其相关的
所有部门之中。



例えば、仕入れを行った工場に根本的な原因がある問題の場合
製品の仕様や発注前の打ち合わせを行った営業でも事前に対応できた
事があるでしょうし、発注や納期管理を行った購買部門でも事前に
工場に対して注意喚起することで未然に防ぐことができたかも
しれません。

比如说，在采购的工厂有着根本原因的情况下，
进行产品规格确认和发注前的磋商的营业能在事前就应对问题吧，
进行发注、纳期管理的采购部门也能在事前提醒工厂注意品质问题，
说不定就将事情防范于未然。



また、一見関係のない財務部門であっても、取り組む事ができること
があります。不良品の改善が進まない工場に対して、先月からの
不良率の差を支払い額から値引きするなどの交渉ができれば
工場も本気になって不良改善に努めるようになります。
※単純に不良率で値引き額を決めるのではなく、先月の不良率から
　改善されていれば、値引きはないというのがポイントです。
　例え0.1％でも先月より不良率が良くなっていれば、今までの取引
　と何も変わらないのですから。

另外，即使是乍看没有关系的财务部门，也有能够努力的事情。
对于不良改善没有进展的工厂，如果针对上个月的不良率的变化的情况，
从结帐金额中扣除一定费用的话，工厂也会认真地进行不良改善。
※ 并不是单纯地根据不良率来决定扣除费用的多少，重点是只要比上个月的
　不良率有所改善的话，就不扣除费用。
　比如说就算比起上个月只有0.1%的改善也好，就还是进行以往一样
　的交易，什么都不变。



品質の問題は、品質管理部門や工場や製造や営業や購買
そして財務が単独で取り組むモノではありません。
全ての部門が等しく平等に「自己責任」を持つ事でやっと解決される
問題です。

品质问题并不是由品质管理部门、工厂、制造、营业、采购、
财务单独努力的问题。



どこか一つの部門でも「それは○○部門の問題だから自分達は関係ない」
という思いがあれば、根本的な解決はできません。
表面上解決はできても、時間経過と共に同じ問題が再発します。

但是如果只要其中的一个部门抱着「因为那是○○部门的问题和我们没有关系」
这样的想法的话，就无法根本的解决问题。
即使是表面上解决了问题，但是随着时间的推移问题还是会再次发生。



その為にも、全部門が「自分達ができることは何か？」と主体的に
取り組むことができるようになれば、問題は絶対に解決できるように
なります。

为此，所有部门都能够以「我们能够做些什么？」为主体去努力的话，
问题就绝对能够解决。



皆が集まって、ひとつの問題に対して多面的にアプローチする場所が
必要なので、そのような場所と機会をつくっていきましょう。

我们需要一个大家可以聚集在一起，对某一个问题进行多方面探讨的场所。
所以大家一起努力创造这样的场所和机会吧。