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今日は報奨制度に関する報告があったので、「報奨主義」に関して
話をしたいと思います。

因为今天有关于奖罚制度的报告,所以我想讲一下关于
“奖励主义”的话题。



一般的に学校や会社では「褒める事はいいことだ」という常識が
あります。
しかしこれは、「罰則や罰金」によって圧力を与える方法よりも
比較的良い方法という理由であり、「報奨」が素晴らしいという
ことにはならないからです。
報奨主義は、目的を持って行うと必ず「副作用」が発生します。

一般情况下,学校和公司会觉得“褒奖是个好事”。
但是,比起来“惩罚或罚款”给与人压力的方法,
“褒奖”是比较温和的方式,有它好的一方面,
但是,如果带有目的性的褒奖主义就一定会产生
“副作用”。



下記は、行動心理学者が行った実験です。
幼稚園児に対して、実験を行いました。

以下,是行动心理学者进行的试验。
是在幼儿园里进行的。



同じ幼稚園で絵を描くことが好きな幼稚園児を2つのグループに分けました。

把同一个幼儿园里喜欢画画的小朋友分成了2组。



Aグループ:絵を描いたらご褒美として飴をもらえる
Bグループ:絵を描いても特に何ももらう事はない

A组:画好画后,作为奖励可以得到一块糖
B组:画好画后,没什么特别的奖励




この条件の中で一定期間続けて、経過を観察しました。
その後数か月経過したところで
Aグループの園児たちに対しても、絵を描いた時にご褒美の飴をあげないようにしました。

在这种条件下,持续一段时间,观察其经历。
过了几个月,
对于A组的小朋友,画画的时候不再给糖奖励了。



元々は、Aグループの園児もBグループの園児も絵を描く事は好きな子供ばかりでした。
しかし、ご褒美で飴をもらうことに慣れてしまったAグループの園児は、
ご褒美がもらえないと絵を描かなくなりました。
楽しいお絵描きが、ご褒美を交換にして絵を描くという、仕事になってしまったからです。
このときにもB群の園児たちは、以前と変わらず自発的に絵を描いていました。

本来,A组的小朋友和B组的小朋友都是喜欢画画的。
但是,已经习惯了用糖来奖励的A组小朋友,
得不到奖励后,变得不再继续画画。
本来是快乐的画画,变成了用奖励来交换的画画,
就等同于了一项工作。
而此时,B组的小朋友,还是和以前一样,自发画画。



この実験から得られる教訓は
人間は、褒美を与えると、「褒美が目的」になってしまうという事です。
褒美は一時的な効果はあるかもしれませんが、結果報酬が目的になってしまい、仕事の楽しみや
チームワーク、仕事での達成感を失うという、大きな「副作用」を生むということです。

从这个实验中得到的教训是,
人们在给与褒奖时,就会把“褒奖当成目的”。
褒奖也许会有一时的效果,但是结果变成了报酬为目的的话,
就会失去了工作的乐趣,团队合作,工作的达成感,从而产生
巨大的“副作用”。



さらに、褒美を与える側にも問題があります。
褒美を与える事で、自分達の望む結果を得られるように、相手を操作しているからです。
人間は、本能的にそのような他人からの操作を敬遠します。
これが上司への不信感にもつながってしまうのです。

并且,给与褒奖的这一方也会产生问题。
给与褒奖,是因为想要对方达到自己希望的结果来操作。
而人们往往会本能的排斥他人指使的操作。
这就会对上司产生不信任感。



結論をまとめます。

现在我们来总结一下结论。



・報酬によって動かされている場合には、そうでないときに比べて我々の視野は狭くなる。
 自分がやっていることに直接関係しない事柄を注意したり覚えたりすることが少なくなります。

・用报酬驱使行动的情况下,会使我们的视野变得狭窄。
会让我们觉察不到记不住和我们没有直接关系的工作事项。



・報酬目当てに仕事をする人たちは否定的結果が出そうなことをやりたがらず、できるだけ数多く、
 また速く、成功をおさめようとする。

・以报酬为目标工作的人并不是想做容易出现否定结果的工作,
而是想尽可能多地,迅速取得成功。



ではどのように報酬を考えるべきか?
それは、報酬を与える側は、相手の結果に対して感謝の気持ちとして与える事が大切です。
与える事によって何か別の事を期待するのではなく、今ある結果に対して感謝のカタチとして
与えることが大切だと考えます。

那么,应该如何考虑报酬呢?
重要的是,给与报酬的一方,应该存有对对方结果的感谢。
我认为最重要的是给与报酬,不是为了期待别的什么,而是对当下的结果的
一种感谢的形式表达。



「報酬主義」には「副作用」がありますが、純粋な感謝の気持ちには副作用が発生しません。
ですから、私は報奨主義の前にひとりひとりのスタッフが同僚に感謝できる環境を
創りたいと思います。
感謝が最初にできるスタッフが集まれば、報奨に対する副作用はどんどん小さくなります。
まずはこの部分を優先的に取り組んでいきましょう。

“报酬主义”有“副作用”,但是纯粹的感谢的心情不会产生副作用。
因此,我想创造一个在褒奖主义前向每一个员工表达感谢的环境。
感谢如果一开始就能把员工们积聚起来,褒奖所产生的副作用就会变小。
让我们从这一部分优先做起吧!
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