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日中間のManagementで役立つ例を日本語と中国語で紹介
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はじめまして、「China&JAPAN Management Report」
発行人の西塚です。

このブログサイトは、日中間でビジネスをしている
日本人そして中国人の皆さんに活用してもらいたいと
思い日々スタッフに向けて発信している内容を記録した
ものです。

特定の業種に限らず、製造業、サービス業、IT企業や
金融業など、業種に関わらず、きっと役立つ言葉やフレーズ
が見つかると思います。


【上手な活用方法】

過去の記事から全て読む必要はありません。
もしあなたが部下に対して何か伝えたいことがあった時
それをどのように中国語で伝えたらいいかわからなかったとします。

通訳さんにお願いして伝えるのも良いですが、通訳を間に入れる事
で曲解されて伝わったり、スタッフが嫌がる場合があります。

そんな時に下記方法を活用ください。
ここでは、「朝遅刻が多いスタッフに良い習慣を身に付けて欲しい」
と考えたとします。

①サイト上部の「検索」を使用します。


②キーワードに「遅刻」と入力します。


③キーワードがヒットすると黄色で表示されます。


④日本語の文章を読んで、自分の伝えたい事に関連している中国語を
 引用します。


 ※テキストは全てコピーできるので、名前などはスタッフの名前に変更できます。


⑤自分の伝えたい内容と異なる場合は、別のキーワードで検索します。

⑥検索ワードによっては、複数の記事にキーワードがあります。
 同じような主旨の内容を言葉を変えて何度も伝えているので、きっとふさわしい
 言葉が何か見つかるはずです。

 


【自分の言葉で伝えること(通訳を介さないこと)の重要性】

中国に赴任してすぐは、なかなか思った事を自分の言葉で表現することが
できずにイライラします。

そこでどうしても通訳に頼ってしまうのですが、これが実はスタッフ
ひとりひとりとの信頼関係の壁となっていることがあります。

スタッフはあなたと話をする前に、通訳と話をしなければならないからです。
スタッフと通訳者との信頼関係が構築されていなければ、スタッフは決して
本音を話さないでしょう。

また通訳も自分にとって都合の悪い情報は削除してあなたに伝えることが
できるわけです。

ですから、信頼関係を築く為の会話では、自分の言葉を直接伝えることが
とても大事だと思うのです。

これは、すべての会話を通訳を介さず、話をしなければならないという事
ではありません。
むしろ逆で、自分の基本的な価値観や考え方、判断の基準など自分の価値の
基準となる言葉を自分の言葉で伝えることができれば、後は通訳使うのも
全く問題なくなります。

なぜなら、スタッフ自身があなたの基本的考え方を理解するので、もしその
考えと矛盾する言葉を通訳が言った時には、スタッフ自身が「あ、今の通訳
おかしいかも」と自分自身で察することができるのです。

本当は、中国語がペラペラに話すことができ、自分の気持ちを全て正しく
伝える事ができればいいのですが、3年や5年周期で駐在期限が迫ってしまう
日系企業には難しいと思います。

であるなら、最低限自分の考えの基礎、基本的価値観をスタッフに伝えて
おくことで、通訳を介した時に起きる不安や不信を少しでも回避することが
できれば、少しでも良い信頼関係が構築できるかもと思ったのです。

このブログがそのひとつとして上手く機能すれば、こんな嬉しい事はありません。
ぜひ、赴任したばかりのリーダーに、活用してもらえると嬉しいです。


西塚 正基
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